あなたは、働く時間のルールをきちんと知っていますか?
「シフトが急に変わった」「残業が多い」など、働く時間に関するトラブルは少なくありません。
ここでは、日本で働くうえで知っておきたいシフト・残業の基本ルールをわかりやすくまとめました。
【シフトとは?】
シフトは、いつ・どのくらい働くかを会社とあなたで決める「働く予定表」です。
日本では、1日8時間、1週間40時間が基本のルールです。
📝 必ずチェックすること
・シフトの作り方:だれが決める?シフト表はいつ出る?
・週の働く時間:40時間以内(1日8時間以内)
*留学生や家族滞在ビザで「資格外活動許可」を持つ人は、週28時間以内(長期休暇中は1日8時間以内)しか働けません。
・休けい:6時間をこえる仕事なら45分以上、8時間をこえる勤務なら60分以上の休けいが必要
・休日:1週間に1日、または4週間に4日以上の休みが必要
【残業とは?】
「残業」とは、法律で決められた時間(1日8時間・週40時間)をこえて働くことです。
会社が残業をさせるには、労使協定を結び、労働基準監督署に届け出る必要があります。
💡 残業代のルール(法律で決まっています)
・通常の残業は 25%増 以上
・深夜(22:00~5:00)は 25%増 以上
・休日は 35%増 以上
・月60時間をこえる残業は 50%増 以上
❓ よくある質問
▶ をクリックすると答えが表示されます
Q1. シフトを会社が急に変えることはできますか?
Q2. 残業をことわってもいいですか?
Q3. お金が出ない残業はありますか?
🔑 ポイントまとめ
・シフトは契約やシフト表どおり。出る時期も確認しておく
・1日8時間・週40時間が基本
・休けい・休日は法律で守られている
・残業代は必ず払われる
📚 参考
困ったときは、早めに相談を
「シフトを守ってもらえない」「残業代が出ない」などのときは、無料で相談できます。
・労働基準監督署(勤務時間・休日・残業など)
外国人労働者相談コーナー(やさしい日本語OK)
※この内容は、日本で働く外国人の方に向けてわかりやすくまとめたものです。最新の法律・制度については、会社や公的機関に確認してください。
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