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コラム / 2023.07.04

日本で安全に暮らすために|避難場所と避難バッグの準備ガイド

日本では、地震や台風などの災害がよく起こります。
災害が起きたときに大切なのは、安全な避難場所に早く行くことと、避難バッグを準備しておくことです。

このページでは、「日本の避難場所」や「避難バッグの中身」について説明します。

 


避難場所とは?

避難場所は、災害が起きたときに安全のために行く場所です。
学校や公園、地域の集会所(公民館)がよく使われます。
近くの避難場所を調べて、どこに行くか確認しましょう。

避難所とは?

避難所は、災害の後、数日間泊まれる場所です。
学校の体育館や地域の公民館が多いです。誰でも使えます。
自分の近くにどこがあるか調べておきましょう。

避難バッグの準備

避難バッグは、災害のときにすぐ持って逃げるためのバッグです。
次のものを入れて、いつでも持てる場所に用意しましょう。

・充電器
電気が使えないこともあるので、モバイルバッテリーを持っておくと安心です。
できれば、電池で使えるタイプや、太陽の光で使えるタイプがおすすめです。

・水
大人1人に1日3リットルくらいの水が必要です。
3日分〜1週間分を用意すると安心です。

・食べもの
災害のとき、火や水が使えないことがあります。だから、すぐに食べられる非常食が必要です。
缶詰(さかな・やさい・くだもの)、レトルトごはん、お菓子(ビスケット、チョコ、栄養バー)などがおすすめです。

・ライト
夜に電気が使えなくなることがあります。暗い場所を歩くときのために、ライトを持ちましょう。
懐中電灯(手に持つタイプ)や、ヘッドライト(頭につけるタイプ)が便利です。

・救急用品
けがをしたときや、病気のときに使うものです。
ばんそうこう、ガーゼ、マスク、消毒液、常に飲んでいる薬(常備薬)を入れておきましょう。

・防寒用品
避難所ではとても寒いことがあります。
毛布(もうふ)やアルミブランケット(うすくて軽い防寒シート)を用意しましょう。

・貴重品
身分を証明する書類(パスポート、在留カードなど)と、お金(現金)、銀行の通帳はとても大切です。
パスポートと在留カードはコピーも取っておくと安心です。

・服
避難所では、毎日着替えることができません。下着、Tシャツ、ズボン、靴下を入れておきましょう。

※ 避難バッグとは別に、家には1週間分の非常食や水も用意しましょう。

災害が起きる前にやること

・家具や家電が倒れないように固定する
・避難バッグや非常食の準備を確認する
・住んでいる地域の避難場所や避難所を調べる
・家族で災害時の連絡方法や集合場所を決める

家族やペットがいる場合の注意

子どもがいる家族、老人がいる家族、ペットがいる家族で準備しておく物はちがいます。

子どもや高齢者がいる家族は、必要な薬やミルクを多めに準備しましょう。
ペットがいる場合は、ペットのご飯やキャリーケースも避難バッグに入れてください。

大阪市の防災リーフレット

YOLO JAPANがある大阪市では、子どもがいる家族のための防災リーフレットを作っています。
日本語のほか、英語、韓国語、中国語、ベトナム語、ネパール語など、多言語で利用できます。大阪市に住んでいる方は、ぜひ使ってみてください。

日本語版
英語版
韓国・朝鮮語版
中国語版
ベトナム語版
ネパール語版

日本で安心して働くために

災害に備えて安全に暮らすことは、日本で働く外国人にとってとても大切です。

YOLO JAPANでは、安心して働ける求人をたくさん掲載しています。
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