日本では、地震や台風などの災害がよく起こります。
災害が起きたときに大切なのは、安全な避難場所に早く行くことと、避難バッグを準備しておくことです。
このページでは、「日本の避難場所」や「避難バッグの中身」について説明します。
避難場所とは?
避難場所は、災害が起きたときに安全のために行く場所です。
学校や公園、地域の集会所(公民館)がよく使われます。
近くの避難場所を調べて、どこに行くか確認しましょう。
避難所とは?
避難所は、災害の後、数日間泊まれる場所です。
学校の体育館や地域の公民館が多いです。誰でも使えます。
自分の近くにどこがあるか調べておきましょう。
避難バッグの準備
避難バッグは、災害のときにすぐ持って逃げるためのバッグです。
次のものを入れて、いつでも持てる場所に用意しましょう。
・充電器
電気が使えないこともあるので、モバイルバッテリーを持っておくと安心です。
できれば、電池で使えるタイプや、太陽の光で使えるタイプがおすすめです。
・水
大人1人に1日3リットルくらいの水が必要です。
3日分〜1週間分を用意すると安心です。
・食べもの
災害のとき、火や水が使えないことがあります。だから、すぐに食べられる非常食が必要です。
缶詰(さかな・やさい・くだもの)、レトルトごはん、お菓子(ビスケット、チョコ、栄養バー)などがおすすめです。
・ライト
夜に電気が使えなくなることがあります。暗い場所を歩くときのために、ライトを持ちましょう。
懐中電灯(手に持つタイプ)や、ヘッドライト(頭につけるタイプ)が便利です。
・救急用品
けがをしたときや、病気のときに使うものです。
ばんそうこう、ガーゼ、マスク、消毒液、常に飲んでいる薬(常備薬)を入れておきましょう。
・防寒用品
避難所ではとても寒いことがあります。
毛布(もうふ)やアルミブランケット(うすくて軽い防寒シート)を用意しましょう。
・貴重品
身分を証明する書類(パスポート、在留カードなど)と、お金(現金)、銀行の通帳はとても大切です。
パスポートと在留カードはコピーも取っておくと安心です。
・服
避難所では、毎日着替えることができません。下着、Tシャツ、ズボン、靴下を入れておきましょう。
※ 避難バッグとは別に、家には1週間分の非常食や水も用意しましょう。
災害が起きる前にやること
・家具や家電が倒れないように固定する
・避難バッグや非常食の準備を確認する
・住んでいる地域の避難場所や避難所を調べる
・家族で災害時の連絡方法や集合場所を決める
家族やペットがいる場合の注意
子どもがいる家族、老人がいる家族、ペットがいる家族で準備しておく物はちがいます。
子どもや高齢者がいる家族は、必要な薬やミルクを多めに準備しましょう。
ペットがいる場合は、ペットのご飯やキャリーケースも避難バッグに入れてください。
大阪市の防災リーフレット
YOLO JAPANがある大阪市では、子どもがいる家族のための防災リーフレットを作っています。
日本語のほか、英語、韓国語、中国語、ベトナム語、ネパール語など、多言語で利用できます。大阪市に住んでいる方は、ぜひ使ってみてください。
・日本語版
・英語版
・韓国・朝鮮語版
・中国語版
・ベトナム語版
・ネパール語版
日本で安心して働くために
災害に備えて安全に暮らすことは、日本で働く外国人にとってとても大切です。
YOLO JAPANでは、安心して働ける求人をたくさん掲載しています。
会員登録をして、自分に合った仕事を探しましょう!
>> 今すぐ会員登録する(無料)
>> 仕事をカテゴリーで探す
English
Chinese
Korean
Japanese
Vietnamese
Portuguese