これから日本で働くみなさん。
「日本の契約書で何を見ればいいか分からない」「この条件でサインして大丈夫?」と不安になることがありますよね。
このページでは、日本で働くときに最低限ここだけは確認しておきたいポイントをまとめました。アルバイト・パート・契約社員でも同じです。
【契約書とは?】
会社とあなたの働く条件をまとめた、とても大切な紙(またはPDF)です。日本では、会社はこの契約書を必ずわたさなければいけません。多くの場合「雇用契約書」や「労働条件通知書」という名前でわたされます。
📝 必ずチェックすること
・雇用形態:正社員/契約社員/アルバイトどれか
・契約の期間:いつからいつまで働けるか、更新の条件
・働く場所と仕事の内容:どこで、何をするのか
・働く時間・休けい・休みの日
・給料:金がく、手当、しめ日・支はらい日、支はらい方法
・やめるときのルール:やめたい時の手つづき、定年、会社がやめさせる理由
✍ サンプル契約書の解説
サンプル(厚生労働省の公式PDF): 労働条件通知書(様式例)
・契約期間:いつからいつまで働くか、更新できるか、その条件
・就業の場所:どこで働くか
・従事すべき業務の内容:どんな仕事をするか
・始業・終業の時刻:仕事が始まる時間と終わる時間
・休憩時間:休けいをする時間
・所定時間外労働の有無:残業があるかどうか。
・休日: 休みの日。毎週か、月に何日か。
・休暇:どんな休みが何日あるか、いつから使えるか。
・賃金:給料の金がく、手当、残業代、支払い方法と日
・退職に関する事項:会社をやめるときのルール。会社がやめさせる理由。
・その他:保険に入るかなど。
💡 プラスで見ると安心
・交通費:あるか・ないか、何円までもらえるか
・社会保険:保険に入るかどうか
・残業:残業時間がどれくらいありそうか、残業代がいくらか
❓ よくある質問
▶ をクリックすると答えが表示されます
Q1. 契約書をもらえません。どうしたらいいですか?
Q2. 契約に『期間あり』と書いてあります。注意することは何ですか?
🔑 ポイントまとめ
・契約書は「働く条件の証明書」
・不安なときはこのリストとサンプルで確認
・分からないところは質問してからサイン
📚 参考
困ったらすぐ相談を
日本で働いていて「おかしいな」「困ったな」と思ったとき、安心して相談できる場所を知っておくことはとても大切です。困ったことがあっても、1人でがまんする必要はありません。
・労働基準監督署(給料・残業・解雇の相談)
・外国人労働者向け相談ダイヤル(やさしい日本語対応あり)
※このコンテンツは日本で働く外国人向けに分かりやすくまとめたものです。最新の条件は必ず会社・公的機関の案内をご確認ください。
English
Chinese
Korean
Japanese
Vietnamese
Portuguese