同様に、在留外国人が考える訪日外国人を誘致する方法として、日本の文化体験(82%)をはじめとした、地方の料理やお酒(62%)など、地方での色濃い日本文化体験ができるプランが多く挙げられました。一方で、三密に配慮されたプライベートツアー(22%)やインターネットでの疑似体験(17%)は支持されにくい結果となり、オンラインでの疑似体験やプライベートツアーなど感染への配慮による新しい形式の旅行よりも、日本の文化を体験するコンテンツの重要性が示されました。
他にも、海外在住の外国人にオススメしたい、日本でしかできない体験について以下のようなコメントが寄せられました。
「温泉をオススメします。初めて日本に来て温泉に入った時、服を全部脱いで恥ずかしかったですが、温泉に慣れたら気持ちよかったです。また、夏に浴衣を着たときはすごくいい感じでした。」(ベトナム、20代、女性)
「日本でしか体験できないのは地方の独特な文化、そしてその雰囲気だと思います。観光客を歓迎する気持ちから、過度にカスタマイズしてしまうと、逆に魅力がなくなってしまいますので、地方の文化をそのまま保持してほしいと思います。」(ロシア、20代、女性)
「日本の自然を体験してほしいです。日本式の「おべんとう」を持って川や山などの自然がある場所へ出かけるのは本当に新鮮です。また、水族館、テーマパーク、美術館、フラワーパークにも行くことをお勧めします。それらはきっと永遠に思い出すものです。」(フィリピン、20代、女性)
今後もYOLO JAPANは、日本で暮らす外国人にとってより良いサポートを提供するために、アンケート調査で得られた意見も参考にしながら、引き続きサービスの拡充に努めます。