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ニュース / 2020.12.17

《運転免許取得までの徹底解説》初めて日本で原動機付自転車(通称:原付バイク)の運転免許証を取得する方法

日本に住む外国人にとって生活の質を向上させる手段のひとつ運転免許。今回はその中でも「原動機付自転車(通称:原付バイク/排気量50cc以下)」の運転免許取得に関する情報を提供したいと思います。まだ日本の原付バイクの運転免許証を取得していない方、これから原付バイクの運転免許取得を検討している方にとって有益な情報です。

■日本人と同じように、原付バイクの運転免許証を取得する方法

日本では海外で取得した運転免許証をそのまま使うことができません。日本で利用可能な免許証の取得または切り替えが完了しないまま運転をする行為は交通ルール違反となります。必ず運転免許証を取得した上で原付バイクの運転してください。

それでは、日本で原付バイクの運転免許証を新規取得するための方法をご紹介します。

※母国の運転免許証をお持ちの方は、別の選択肢がございます。詳しくはこちらのYOLO NEWSをご覧ください。

日本の原付バイク運転免許証を取得する流れ

・実技:原付バイクの操作に関する勉強
・講習:日本の交通ルールに関する勉強

・試験:実技・講習修了後に試験を受けて合格すれば交付されます。  

《日本で原付バイクの運転免許証を取得できる場所》

現在住んでいる地域にある、以下の場所でテスト、または講習を受けることできます。
・各公式運転免許センター
・各公式運転免許試験場

《原付バイクの運転免許証を取得する方法》

①手続き・申請に必要な書類を準備します
・国籍が記載された住民票
・在留カード、特別永住者証明書等
・印鑑
・証明写真 ※試験場で撮影可能(縦3.0cm 横2.4cm)
・筆記用具 ※試験で必要になります

②実技・講習
運転実技講習は約3時間でさまざまな講習科目を学びます。講習を終えると修了証が発行されます。
・基本操作
・基本走行
・応用走行
・安全運転の知識

③試験場で受験(学科試験)
1)試験場内の申請書に記入
2)窓口で印紙を購入して受付に並ぶ(必要な印紙額は窓口で確認)
3)適性検査(視力聴力などの検査) ※視力が低い方はメガネ・コンタクト必須
4)学科試験(適性検査合格後)※時間:30分間(46問+危険予測2問)
5)合格発表
6)原付バイクの運転免許証の交付手続き

《取得の難易度》

学科試験の合格率は50%程度とい言われています。
正しく交通ルールや安全について理解していれば問題ありません。
50点中(全50問)45点以上で合格となります。

日本語を理解していない、または日本語が話せない人は、母国語(原則英語)で講義や試験を受ける事ができます。※限られた教習所のみ開催されています。

《費用》

受験料:1,500円
原付技能講習受講料:4,500円
交付手数料:2,050円
合計:8,050円



■日本で運転免許証を取得する上で不安なこと

原付バイクの運転免許証に限らず、運転免許証を取得する上で不安なことは何でしょうか?日本に住む外国人にとって、運転免許証の取得に対する不安の中で一番大きな問題は「日本語」です。

しかし、日本には多言語対応が可能な自動車学校が存在ます。ただし、今現在、日本に住む外国人の数に対して、多言語対応が可能な自動車学校の数はそう多くありません。住んでいる地域の自動車学校が多言語対応しているか確認しましょう。

東京の自動車学校
京都の自動車学校
大阪の自動車学校

もちろん日本語が得意な方は、日本語で試験を受けられます。外国語で試験を受けることが可能な場所が設けられていますので安心してください。

■日本で原付バイクの運転免許証を取得することで得られるメリット

原付バイクの運転免許取得はそう難しくはありません、日本の交通ルールと実技(原付バイクの操作方法)を学び、1日程度で取得が可能です。原付バイクの運転免許証を取得することで、日本での生活が向上します。


例えば、
①仕事の選択肢が増える
日本では配達ドライバーやバイク便など運転免許を必要とする仕事が沢山あります。原付バイクの運転免許や自動車の運転免許を取得していないと就くことができない仕事です。

②通勤時間が短くなる
自転車や徒歩での移動時間が大幅に改善されます。忙しい朝の時間にもゆとりができ、移動時間を短縮することでビジネスに集中できる時間が増えます。


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